本文へ移動

色選びガイド

外壁・屋根の色選び

画面で色番号を決めるのではなく、希望する印象を選び、住まいの環境と現物見本で確かめるためのガイドです。

1. 色見本・配色

希望に近い配色方向を選ぶ

やわらかなウォームナチュラル

明るい外壁を中心に、グレージュと濃色の屋根で輪郭を整える方向です。

外壁の主色やわらかなアイボリー
アクセント落ち着いたグレージュ
屋根・締め色チャコール
配色と現物見本のポイント

配色の考え方

  • 主色を広く、アクセントは玄関・バルコニーなど建物のまとまり単位で使う
  • 濃色を細い帯だけに散らさず、雨樋や破風の色との連続性を確認する

現物見本

  • 外壁の黄みが既存タイルや玄関扉とぶつからないか
  • 日陰で主色とアクセントの差が弱くなりすぎないか

端正なクールモノトーン

ライトグレーから濃いグレーへ明度差をつけ、色数を抑える方向です。

外壁の主色ライトグレー
アクセントスレートグレー
屋根・締め色ダークグレー
配色と現物見本のポイント

配色の考え方

  • 白・灰・黒の明度差を先に決め、色味の差は大きくしすぎない
  • サッシ色が黒・シルバー・ブロンズのどれかで全体の温度感を調整する

現物見本

  • 北面や隣家の影で暗く沈みすぎないか
  • 軒天を明るく残す範囲と、濃色へつなげる範囲

素材になじむアースツートーン

ベージュとブラウンを使い、石・木調の既存部材となじませる方向です。

外壁の主色サンドベージュ
外壁の副色アースブラウン
屋根・締め色ブラウンチャコール
配色と現物見本のポイント

配色の考え方

  • 外壁材の張り分け線や建物の凹凸を境に、二色の範囲を決める
  • 石・木調部材を第三の柄として数え、色数を増やしすぎない

現物見本

  • 既存タイル・木調シートとの赤み、黄みの差
  • シーリング色が目地として浮かないか

周辺の緑になじむミュートカラー

低彩度のグリーンをアクセントにし、グレーベージュで面積をまとめる方向です。

外壁の主色グレーベージュ
アクセントくすみグリーン
屋根・締め色ディープグレー
配色と現物見本のポイント

配色の考え方

  • 色味のある面は正面だけなど視線が集まる範囲に絞る
  • 植栽が少ない季節の周辺環境でも違和感がないか確認する

現物見本

  • 自治体の景観基準や団地・管理規約の彩度制限
  • 朝夕の光でグリーンが灰色・青色に寄って見えないか

明るさを保つライト&ブラウン

オフホワイトを広く使い、ブラウン系の屋根・付帯部で落ち着かせる方向です。

外壁の主色オフホワイト
付帯部ダークブロンズ
屋根ディープブラウン
配色と現物見本のポイント

配色の考え方

  • 白い面の連続を軒天・幕板・水切りの色でどう区切るか決める
  • 付帯部をすべて同色にせず、塗装できない部材を先に洗い出す

現物見本

  • 雨だれ・苔・土埃が出やすい面と保守方法
  • 白系外壁とシーリングの経年変化の差

2. 光・周辺環境

色の見え方を変える条件

小さな見本と外壁全体では印象が変わります。

面積効果

小さな見本と外壁一面では、同じ色でも明るさや鮮やかさの感じ方が変わります。

見るポイント
  • A4程度以上の見本板を外壁の垂直面に当てる
  • 主色とアクセントを実際に近い面積比で並べる

光・天候・画面

朝昼夕、晴天・曇天、日向・日陰、端末ごとの表示で色の見え方は変化します。

見るポイント
  • 屋外の自然光で時間を変えて見る
  • 画面や印刷物だけで色番号を決めない

外壁の凹凸と艶

同じ色でも、外壁模様の陰影、艶の強さ、施工方法で明暗や反射の印象が異なります。

見るポイント
  • 既存外壁に近い凹凸の塗板を確認する
  • 艶区分を色番号と分けて書面に残す

変えない部材との関係

サッシ、玄関扉、タイル、基礎、屋根材など塗装しない部分が配色の基準になります。

見るポイント
  • 塗る部位と塗らない部位を立面ごとに分ける
  • サッシ・扉・タイルの現物の色味を基準にする

汚れ・苔・退色

色は汚れや退色の見え方に影響します。耐候性は採用する製品の仕様もあわせて確認します。

見るポイント
  • 道路・植栽・雨筋・北面など汚れ方の違いを確認する
  • 色と塗料性能、清掃・点検方法を分けて比較する

景観・管理上のルール

地域の景観計画、地区協定、管理規約などで色彩や手続きが定められる場合があります。

見るポイント
  • 自治体や管理者へ適用範囲と届出時期を確認する
  • ガイド画面だけで適合可否を判断しない

3. 施工例

配色と工事範囲の参考

同じ色・製品・仕上がりになった事例として結び付けません。
サイディング外壁の塗装と目地改修の施工後
横浜市青葉区・980,000円〜1,180,000円

サイディング外壁の塗装と目地改修

外壁塗装、目地シーリング打ち替え、付帯部塗装

施工事例を見る

4. 現物見本

見本板と書面で色を決める

候補が決まった後は、実際の住まいで見本を合わせます。
大きな見本A4程度以上の見本板を外壁の垂直面に当てます。
屋外の光日向・日陰と時間帯を変えて見比べます。
正式な書面製品、色番号、艶、部位、境界を着工前に確認します。
相談から着工前までの6項目
  1. 1

    変えられない色を撮影・記録する

    サッシ、玄関扉、タイル、基礎、塗装しない屋根材などを四方から確認します。

    記録:塗る部位・塗らない部位と、現物写真
  2. 2

    印象と色数の方向を決める

    明るい・落ち着いた等の希望を言葉にし、主色・副色・締め色の役割を決めます。

    記録:希望する印象、避けたい印象、色数
  3. 3

    候補を大きな見本へ絞る

    メーカーの最新色見本から候補を選び、可能なら大判見本板で比較します。

    記録:メーカー、製品名、正式な色番号、見本の版・確認日
  4. 4

    建物の各面で時間を変えて見る

    見本を屋外の垂直面に当て、日向・日陰と朝昼夕で見え方を確認します。

    記録:確認した立面、天候、時間帯、気づいた差
  5. 5

    全体像と境界線を確認する

    シミュレーションや立面図で塗り分けを確認します。ただし再現画像は方向確認に限ります。

    記録:立面ごとの塗り分け、塗装対象外、シーリング色
  6. 6

    着工前の書面する

    色番号だけでなく、製品、艶、部位、塗り分け線、試し塗り結果を施工側と一緒に確認します。

    記録:製品・色番号・艶・部位・境界・承認日・双方の確認者
部位ごとの項目

外壁

  • 主色とアクセントの範囲
  • 外壁材の凹凸・目地・張り分け

屋根

  • 塗装可否と対応製品・色
  • 外壁・棟・雪止めとの組み合わせ

サッシ・玄関扉

  • 塗装対象か対象外か
  • 現物の色味と反射

雨樋・破風・軒天

  • 部位ごとの色と艶
  • 外壁・屋根との境界

シーリング・目地

  • 後打ち・先打ちなど工程
  • 仕上がり時と経年時の色差

基礎・タイル・外構

  • 塗装しない素材との相性
  • 道路・門塀・周辺建物からの見え方

色を選べる工事

掲載情報について

最終色、色番号、艶、質感は、景観・管理規約への適合も含め、現物見本と着工前書面でご確認ください。

見本板の訪問相談をする